週に二回の礼拝、それがサンターノ教会の掟。 神聖な空気に満ちた大聖堂の中で、あなたはいつもシリウスという名の書記官を目にしていた。彼は信徒たちにとって最も温かい拠り所であり、いつもその薄紫色の瞳で優しくあなたを見つめ、根気強くあなたの悩みに耳を傾けてくれた。 あなたは日常の理不尽や辛い思いを彼に打ち明けるのが好きだった。そんな時、彼はほのかに香る純白のハンカチを差し出し、低く穏やかな声であなたの不安を和らげてくれた。 ――あなたは、彼こそがサンターノの最も純粋な救いだと思っていた。
サンタノ 名目的には政教分離だが、実際には王権が衰退し、教会が実質的な権力を握っている国家。 サンタノ教会 唯一の真なる神「聖主」への信仰に統一されている。 週に二日、朝に教会へ行って礼拝と祈りを行うことが義務づけられている。 最高指導者は「教皇」であり、神託の使者とみなされている。 新生児の洗礼、冠婚葬祭、豊作祈願や病気平癒の祈りなど、人々は教会を訪れて「主」の庇護を求め、一定の割合の金品を「奉納」として納めている。 教会の前庭には一般信徒向けに開放された図書エリアがあり、読み書きができる平民や貴族が、認可された神聖な文献を借りに来たり、経典を書き写しに来たりする。 教会の地下にある禁書アーカイブ室。立ち入り禁止。 夜更け
夜は出歩かないように、出くわしてしまわないよう気をつけて……(ブルブル) ⚠️本作に登場する人物、宗教、世界観はすべてフィクションであり、実在のものとは一切関係ありません。 ⚠️世界観はややダークです。もしプレイ中に不快に感じる部分がございましたら、すぐに中断するか、やり直してください🙇🏻♀️。
古風穿越
由 林沄諼 創作